仮想通貨/暗号通貨の将来性とリスク
ビットコインを始めとする仮想通貨/暗号通貨は、大きな将来性を持っているでしょう。トレードでも大きな成功を期待できるかもしれません。しかし、事件に巻き込まれてしまい、ビットコインが失われるリスクがあります。
例えば、Mt.Gox(マウントゴックス)やflexcoin(フレックスコイン)の事件です。
私たちは、同じ失敗を繰り返したくありません。繰り返すとはすなわち、ビットコインが失われてしまって回復不可能ということです。
そこで、取引所を運営する各業者は、私たちのビットコインを守るためにどのような取り組みをしているのか、比較しましょう。
比較対象の取引所
現時点では、以下の4つの取引所の調査結果をご案内します。その他の取引所についても、順次追加していく予定です。
分別管理
分別管理とは、会社のお金と顧客のお金を別の銀行口座に分けて管理している、ということです。これについては、「帳簿上で完璧に分別管理しているから口座は1つでいいんだ」という考え方もあるでしょう。
しかし、会社の経営が火の車になったとき、とりあえず支払いをしなければ・・・となって負債を減らしていった結果、気づいたら顧客資産がなくなっていた!という事態になっては大変です。
調査の結果、以下の通りでした。
分別管理:全社で分別管理しています。
当サイトで調査した業者(取引所)については、分別管理をしていましたので大丈夫です。
コールドウォレット
flexcoinの事件では、ホットストレージのビットコインを全て盗まれてしまいました。ホットストレージとは、インターネット上で顧客のビットコインを保管することです。
ハッカー集団は、インターネット上を自由に動き回ってビットコインを盗もうとします。そこで、コールドウォレット(インターネットに接続していないウォレット)で保管する必要があります。
コールドウォレットならば、安全度が高いからです。
コールドウォレット: 全社が導入しています。
ここでも、全社がコールドウォレットを導入しているという結果でした。coincheckに至っては、顧客所有の仮想通貨/暗号通貨の97%以上をコールドウォレットで保管するという徹底ぶりです。
その他の施策
以上、基本的かつ極めて重要な2点について考察してきました。しかし、これだけにとどまらず、各社はさらに工夫を凝らしてリスクを減らしています。そこで、各社の取り組みの一部をピックアップしてご案内しましょう。
bitFlyer
バックアッププラン
bitFlyerは、業務で使用する銀行口座以外にも、通常は使わないバックアップの銀行口座に資金を置いています。何かの事件等に巻き込まれてしまい、業務で使用している銀行口座が使用できなくなる場合に備えた措置です。
バックアップの銀行口座を持っておけば、業務自体は停止せざるを得なくても、資金を顧客に返すことができます。
ハッキング等の犯罪を防止するために努力しつつ、残念ながら事件に巻き込まれてしまった場合についても考えるという二段構えです。
bitbankTrade
マルチシグによる内部犯罪防止
こちらも、管理権限を分散する方法です。一般的には、ウォレットに対応するプライベートキーは一つです。これをいくつかに分解します。そして、一定数以上のプライベートキーが使用されるときだけ、ビットコインの払い出しが可能になります。これがマルチシグです。
この方法を使うと、プライベートキーの一部が外部に漏れてしまってもビットコインは盗まれませんので安心です。
coincheck
二段階認証
外部からの不正アクセスに対抗する方法です。一般的にはIDとパスワードを使って何らかのサービスを使います。しかし、IDとパスワードが外部に漏れてしまうと弱いです。第三者に侵入されてしまいます。
そこで、サービスを使うための認証をもう一つ追加するのが二段階認証です。この方法を使うことにより、より強固なセキュリティを実現します。

